2月末から3月初めにかけて、北欧フィンランドへ行ってきました。
目的はオーロラ観測とアアルト建築巡りで、2つの街を訪れました。
旅の前半はオーロラ観測の地ロヴァニエミ、後半は街歩きメインの首都ヘルシンキです。
その中から、アアルトの作品を中心にご紹介したいと思います。

今回利用した航空会社はフィンエアーです。
フィンエアーはフィンランドのブランド「マリメッコ」と提携しており、枕やブランケット、
紙コップやペーパーナプキンは全てマリメッコのデザインでした。
ペーパーナプキンは綺麗に折りたたんで記念に持って帰りましたよ^^

北極圏の入り口、ロヴァニエミは1944年ナチスドイツ軍により街の大半が破壊され
その後アルヴァ・アアルトが都市計画から参加し、街が再建されました。
アアルト建築ではありませんが、オーロラ観測バスツアーで訪れたアイスホテルの中の教会
氷の椅子ですね〜冷たそう〜
コタと呼ばれるテントの中で、ソーセージと飲み物を頂きながらオーロラを待ちました。
結果を先にご報告しますと・・・3日間連続でバスツアーに参加しましたが、
オーロラは1秒も現れず・・・今年は太陽の活動は去年に引き続き大変良かったのですが
異常気象の暖冬が影響して厚い雲が発生し、全く晴れ間が現れませんでした。
マイナス20度と聞いていたのに、行った時は0度からマイナス1度(富山と一緒やねか〜)
あまりにも悔しかったので、次回またリベンジ予定です(笑)
ロヴァニエミにはサンタクロースが住んでいる村があるんですよ。
私達が行った時には彼は不在でした。こちらも残念。
サンタクロースヴィレッジ
可愛いLED照明です^^
ロヴァニエミ街歩き
アアルト設計の ラッピア・タロ 多目的ホールです。
残念ながら改修工事中で中は見られませんでした。
ホールに隣接しているロヴァニエミ図書館 こちらももちろんアアルトの設計
閲覧室は平坦なフロアーではなく本棚が並ぶ勉強スペースは
階段を下りていった半地下部分との二層になっています。
実際に椅子に座ってみましたが、まわりは本棚で囲まれている為、
とても落ち着くスペースとなっています。
空間の高さの変化も面白くて、私は静かに興奮していました(笑)
照明器具も家具も、アアルトのデザインです。
自然光も上手に取り入れています。(外観撮り忘れました〜。ショック。)
キッズコーナーの壁を塗り替えてる最中でした。可愛い〜^^
顔みたいなスイッチプレート(笑)
円形のトップライト+ペンダント照明
円錐形状と言うのが、光の拡散効果が高いのでしょうか?
柔らかい光が思いのほか明るかったですよ。アアルトの建築には必ず見られたデザインです。
友人が感動していた二重窓^^
内側のサッシを開くと
連結された金物で外側のサッシも一緒に内側に開きます。
ロヴァニエミには 世界最北端のマクドナルドがあります。
そこで食べたフィンランド限定ライ麦バーガー^^
ヘルシンキ編に続く・・・
by tajima