10月19日・20日 島根県松江市で開催された、ヘリテージマネージャー協議会総会・大会のあと、
足を延ばして見学してきました。

赤い、石州瓦(せきしゅうかわら・凍害に強いのが特色だそうです)と塗り壁の街並みが続きます。
江戸時代頃まで、日本は、世界でも有数な銀産出国であって、その産出の中心が、
石見地方でした。
戦国時代は毛利元就が、江戸時代は幕府が直轄しました。
毛利元就が強かったのがよくわかります。
元禄時代を境に、銀の産出は減っていったようです。
その後も、大森石見銀山は、明治大正昭和の初めころまで、石見地方の行政の中心でした。

漆喰塗の家と、土壁の家の街並みです。

後ろの山に載ったような家。昔話の世界に引き込まれたような、感じがしました。

石見銀山で大きな役割をされた商家だった、熊谷家(重要文化財)。これは中庭。


居室・台所・浴室などが当時の姿、生活、歴史を身近に感じさせてくれます。
このような、町並みが残っていたことが凄いと思いました。
残っていていたからこそ、保存や復元が出来て、歴史を伝えてくれます。
by池田